【英語イディオム】lazy susan の 意味
lazy susanの意味
ここでわざわざ取り上げているということでうっすらと気づいている人もいるかと思いますが、
lazy=怠惰な、だらけた susan=スーザン(人名)だから
lazy susan=怠惰なスーザンという意味ではないです。
全く違います。だからこそ取り上げています
google で"lazy susan meaning"で画像検索するとこのような画像が出てきます。
これがlazy susanです。料理を載せて回してとるタイプの食卓机です。なんか中華料理屋においてあるイメージのアレのことです。円卓?というやつです
余談ですが私も修学旅行で訪れた長崎の中華街でご飯を食べた時にlazy susanがありました。もちろんそのときはlazy susanなんて表現なんて知りませんでしたが。
**決して特定の人間をさす表現ではありませんのでご注意を!!**
lazy susanの使用例
LA times(https://www.latimes.com/)というブログを読んでいてこの表現に出会いました。
このブログでLA timesを引用元として紹介するのは多分初めてだと思います。私も正直このサイトがどんな感じのサイトが掴みあぐねています。
(ざっとトップページの記事を見た限り、地方新聞だと考えてよさそうではありますが)
記事タイトルの通り、lazy susanという表現の由来についての記事です。
結構英語むずかったです
10数語くらい調べないとわからない単語がありました。これはいつか別記事で紹介したいと思います。
普段やってる記事では「記事で知らない単語に出会う→ブログにまとめる」という手順でやってるのですが、今回は紹介する単語そのものについてのブログ記事を引用しているので実際の使用例を載せるのがちょっとむずいです。
なので今回はlazy susanという表現が生まれた経緯についてこの記事をざっと要約していきたいと思います。
lazy susanの由来
結論から先に言うとなぜlazy susanという名前が付けられたのかについては諸説あり、明確に「これが名前の由来だ!」といえるものは現時点ではないようです。
都市伝説レベル:トマスジェファーソン・トーマスエジソンの娘説
記事内で"It's very cold case"(たわごと)と前置きされて紹介されている説としては、インターネット上ではトマスジェファーソン・エジソンの娘のスーザンが由来だというものがあります。
興味深い説ではありますが、これには一切の歴史的裏付けがありません。というわけであくまでも都市伝説としてとどめておくだけにしましょう
lazy susanといつ呼ばれるようになったのか
lazy susanという表現は世間的には1950s ~60sの表現だと考えられているようです(米国内では、正直日本人はそんなこと言われても知らんがな、となるのでここんとこはどうでもいいです)が、実際には1780年ごろにオークションで落札されていたという記録があるそうです(このときはまだlazy susanという名前ではなかったみたいです)。
ちなみに、なぜそもそもこういう家具(?)が普及するようになったかというと、18世紀ごろから家政婦やメイドの需要が低下していき、給仕する人手無くなったのを補うために導入されるようになったそうです。
当初はlazy susanのようなテーブルではなくdumbwaiterという名前のエレベーターがその役割を担っていたようです。
多分これを使って厨房で作った料理の運搬を楽に(悪く言えば手抜きして)していたのでしょう。だからいくぶん揶揄する意味も含めてdumbなんて名前を付けたのでしょう。
多分このネーミングの系譜にlazy susanも位置しているんだと思います。
話を戻します。lazy susanの由来についてですが、およそ20世紀ごろに考えられたものだとは言われています。が、これもまだ謎に包まれていてはっきりとはわかってはいません。
結局なぜlazy susanなのか…
わかりません。まぁ、こういうのは時間とともになんとなく用いられてきたはずなので、どこが初出かを特定するのは非常に難しいので仕方がないです。
でも、個人的には話自体は面白かったので、良しとしています。
なんでスーザンって名前が使われたんだろうなんて考えても仕方ないので
”食い倒れ太郎みたいなもん”
と強引に片付けることにしました。
それでは。