【英熟語】"finger-in-the-wind stuff"の意味・用例をわかりやすく解説します!
こんにちは、たけしひでおです。
今回の記事では”finger-in-the-wind stuff”という表現を紹介していきます
意味
”finger-in-the-wind stuff”はCambridge Dictionaryなどの有名辞書には意味は乗っていません。若干信頼性は落ちるものfree dictionaryには説明が載っていました
”A focus on or awareness of current trends.”とあります。
この説明を読んでピンと来た人もいるかもしれませんが この表現は文字通り
風の中に指を立ててどの方向から風が来ているかを確認する作業のことです。
こんな感じです。
この意味が転じて 「現在の状況を確認する行為 」という意味になりました。
なのでこの表現は意味を覚えるというよりはこの動作のイメージを想像できればすぐに覚えられます。
用例
The Economistの”No margin for error”という記事で使われていました。
パンデミック下でのスタグフレーションに苛まれるアメリカ企業について報じた記事です その中の後半で以下のように使われていました
“Nonetheless, all firms will still have to take a longer-term view on how long high prices will last and on the limits of what their customers will tolerate. That is finger-in-the-wind stuff.”
日本語訳(拙訳)も載せておきます
「そうはいってもやはり、あらゆる企業はこれからもどれくらいの期間値上げが続くかについての長期的な観察をしなくてはいけないし、どれくらいまで彼らの顧客が我慢できるかの限界も見極めなければいけない。企業は、様々な不確定要素の中から正しい選択をしなくてはいけない」
記事の文脈的にさっき紹介した意味をコピペしても意味が通らないので若干意訳しましたが大枠の意味は一緒です。
さいごに
今回の記事では”finger-in-the-wind stuff”という表現を紹介しました。
この表現は、
- 風の中に指を立ててどの方向から風が来ているのかを調べる仕草が元ネタ
- 「現在の状況を確認する」という意味
でした。
今回の記事は以上です それでは!!