TOEIC940朝田の英語勉強ブログ

英語学習についての備忘録ブログです。【ブログ主の取得資格】英検準1級、TOEIC(LR)940

CEFRって何? わかりやすく解説します

突然ですが、みなさんはCEFRを知っていますか?

 

実はこのCEFR、英語を学ぶ人は絶対に知っておいたほうがいい、超重要ワードなんです!!

 

 

この単語を知っておくことで、「いまの自分の英語力はどのくらいか」「自分は英語をどのレベルで使えるようになりたいのか」といった英語学習の目標がたてやすくなります!

 

 

 

CEFRとは何か?

 

CEFRとは

 

外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment)」

 

のことです。

 

…と言われても、これでは全然何がなんだかわかりませんね。

 

 

 

簡単に言えば、「英語圏の人の英語力を表す指標」です。

 

 

CEFRという基準を使うとその人の英語力がどれくらいなのかを図ることができます。

 

 

以下に、詳しく紹介していきます。

 

CEFRのレベル

CEFRには6つのレベルがあります。〈A1 A2 B1 B2 C1 C2〉の6つです。

A1が一番低く、C2が一番高いです。

 

各レベルがどれくらいなのか、A1とC2を例に見ていきましょう。

 

まずA1から

具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し、用いることができる。自分や他人を紹介することができ、住んでいるところや、誰と知り合いであるか、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりすることができる。もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助けが得られるならば、簡単なやり取りをすることができる。

→ひとことでいえば、A1は「自己紹介・簡単な日常会話レベル」です。

 

次にC2.

聞いたり読んだりした、ほぼ全てのものを容易に理解することができる。いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構築できる。自然に、流暢かつ正確に自己表現ができる。

→CEFRの最高峰C2は「英語マスター」と呼べるほどのレベルです。

 

https://www.britishcouncil.jp/programmes/english-education/updates/4skills/about/cefr)より

 

 

「自分はCEFRだとどのくらいのレベルなんだろう?」と気になった人は、各レベルの説明をみて自分が一番当てはまるものを探してみてください!!

 

 

「そうはいっても、どれが自分のレベルに近いのかもうちょっと客観的に測りたい!」という人向けに、英検・TOEICのレベルごとのCEFRの対照表も載せておきます

 

英語の資格・検定とCEFRの関係

 

 

英検

各種目的に応じて求められる英検<sup>®</sup>の品質についての考え方 ...

 

準2級までがA1,A2で2級・準1級がB1,B2、1級の人はC1という感じです。

 

英検1級でもかなり難しいですが、これでもまだC2にはいかないというのは驚きです…!

 

TOEIC

CEFRとは?読み方は?英検・TOEIC・TOEFLとの対応について|幼児向け ...

LRを例におおまかな目安を示すと、

  • 合計500以下がA
  • 500以上がB
  • L499,R450以上がC1

という感じです

 

TOEFL

英検に使われるCSEとCEFRの違いは? | | 英検・TOEIC・英会話 英語専門 ...

 

ちょっと図が見づらいですが、右から2番目と3番目にTOEFL iBTとITPが両方載っています。

 

英検はTOEICTOEFLとは違い級ごとに該当するCEFRが異なります。ややこしいっちゃややこしいですが、英検で〇級を持っていればおおよそのCEFRがわかるのでわかりやすさはあります。

 

 

他にもケンブリッジ英検とかGTECとかIELTSとかいろいろありますが、まぁメジャーな3つを押さえておけばとりあえずいいでしょう(今回取り上げなかった検定試験についてはまたどこかの記事で取り上げようと思います)

 

 

 

Q:海外留学するならどれくらいのレベルがいいのか?

 

 

留学を検討している人にとっては自分のレベルがCEFRでどれくらいの位置にあれば海外に行っても学習できるのか? という切実な問題があると思います。

 

ブログ主の個人的見解→○○以上は欲しい…!

留学に行くのなら最低でも、B2以上のスコアを持っておくべきだと思います。

多くの海外大学で採用されている留学基準のTOEFLのスコアは90前後です。これはB2相当なので、やはり留学を検討しているならB2を目指すといいでしょう

 

参考までにB2レベルの定義をのせておきます。

自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。

 

もちろんCEFRのスコアが高ければそれだけで万事解決ではありません。実際に現地で他の人と共に生活するというと話は別です。そこは留学してから学んでいくという感じになるでしょう。

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