TOEIC940朝田の英語勉強ブログ

英語学習についての備忘録ブログです。【ブログ主の取得資格】英検準1級、TOEIC(LR)940

"CHIMPO"について

 

今日は"CHIMPO"について解説していきます。

 

CHIMPOとは?

 

 

2021年3月末にイギリス王室のヘンリー王子についてのこんなニュースが話題を呼びました。

www.nikkansports.com

yahooニュースに掲載すれば大盛り上がりしそうな記事です。

それはさておき、この記事にある通り、イギリスのヘンリー王子がアメリカのスタートアップ企業の”CHIMPO”という役職に就任しました。

 

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(CHIMPOのグッドスマイル)

 

日本語では「主席看板役員」ともいうみたいですが、まぁこんな堅苦しい名前よりCHIMPOのほうが親しみ深いしわかりやすいでしょう。

 

あ、誤解を招かないために言っておくとCHIMPOは「チンポ」と発音します。

 

 

ちなみに、この仕事は

「人々の生活に影響を与える」ことがヘンリー王子の役職に求められる仕事で、就任時は「積極的なコーチングは自己啓発や意識の向上、生活全般の向上に無限の可能性をもたらす」とコメントしていた。

とのことです。まぁimpactという語が入っているので影響を与えるというのはなんとなくわかります。

 

しかし、どうやって影響を与えるんでしょうか?

 

 日本語のサイトではCHIMPOについてチンポと発音することぐらいしかわからないので他にもサイトをあたってみました。

 

日本語版wikipediaの説明

ja.wikipedia.org

これを見てみると

  • 非営利団体に置かれてることが多く、営利企業に設置されるのはまれ(なくはない)
  • CHIMPOの"impcat"とは「組織がそのヴィジョンとミッションに基づいて行われた成果」のこと

だそうです。よくわかり・・・ませんね

 

ヘンリー王子が何をしているのかピンときません。表に出たり、いわゆるサラリーマンのような感じで働くわけでもないので、どうしても名目上の仕事、のようなイメージがぬぐえません。

 

ちなみに、Markteplaceという海外のサイトをあたってみると

www.marketplace.org

 

 

ヘンリー王子以外のCIO(この記事ではCHIMPOという名称の代わりにCIOが使われています、CHIMPOがお嫌いなんでしょうか)にインタビューを行い、どのような仕事をしているのか聞いていました。それによると

 

「ブリーフィングや下から上がってきたレポートの確認、パネルへの出席など」

 

だそうです。広報担当的な感じなんでしょう

 

なぜCHIMPOは避けられなかったのか?

ここまで、ヘンリー王子が就任したCHIMPOについて詳しく見てみました。Chief Impact Officerを略してCHIMPOだと。

 

しかし、「単語の頭文字だけを取って略せばよかったのではないか?」と疑問が頭をよぎります。CIOでいいじゃないか、と(marketplaceの記事でもCIOって略使ってたし)。

 

それなのに、なぜCHIMPO何て名前でGOサインが出てしまったのか。

 

 

ググれば、なにがしかのサイトが引っ掛かって、既出の名前なんだと気づいたり、サンプル動画を見たりすることができたはずです。

 

 

しかし、ヘンリー王子はCHIMPOになるしかない事情がありました。

 

Cheif Impact OfficerはなぜCHIMPOになってしまったのか?

 

検索すると実はもうCIOと呼ばれている役職が存在していたことがわかります。

www.elite-network.co.jp

CIOは、実はChief Information Officerの略で、日本語では「最高情報責任者」と呼ばれます。つまり、もうCIOの座は埋まっているため、別の略称を選ぶしかなかったのです。

 

そしてヘンリー王子はCHIMPOになりました。

 

終わりに

 

最後に、ヘンリー王子がみんなから愛されるCHIMPOになるよう陰ながら応援させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

Hang in there! CHIMPO!